昨日、サピックスで行われた新6年生の保護者会のブログの続きです。
保護者会では、6年生の勉強法についてのお話がありました。
【勉強全体の流れ】
●夏休みまで
サピックスでは5年生までに、中学受験に出るあらかたの知識を履修済みです。
しかし、現実的に完璧にマスターしている人はいないので、サピックスの授業で5年生までに習ったことを再度、復習し定着をはかります。
毎回の授業を大切にして、今までの知識を確実なものにし、穴の開いた状態で秋以降に突入しないようにとのこと。
●秋以降
いよいよ、受験本番に向けて過去問を含め、実戦的な演習を始めます。
前期は、すべての学校に必要な基礎力の養成でしたが、後期は志望校別の対策が入ってきます。
●注意事項
サピックスの先生が強調していたのは
「絶対に先走って勝手に過去問をやらないこと!」
過去問をやるときに下手に問題を知っていたりすると、過去問をやる効果がなくなるので、絶対に手を出さないでとのことでした。
過去問については、しかるべきタイミングで指示を出すので、過去問は子供の目の届かないところに、しまっておいてください。
【教科ごとの具体的な勉強法】
●算数
復習は平常授業(火・木)を優先にすること。
11月くらいまで、今までやった単元を3回まわすので、目の前に出された課題をしっかり、確実にこなしていってください。
ほとんどの人が計算力はまだまだ不足しているので、スピード・正確性を高めるため基礎力トレーニングをしっかりやること。
●国語
今までの勉強と同じようにA授業(読解演習)を優先して家庭勉強をしてください。
家で復習をするときも、ただ単に丸付けするだけでなく、なぜこの選択肢になるのか、なぜこの選択肢は違うのかなど、必ず解き方の根拠を理解しながら進めること。
小学生はまだまだ、常識力が乏しいので、家庭でいろんな話をしてください。
漢字は夏までに必ず仕上げること。
夏以降、知識系の勉強をやっている時間はない。
●理科
夏休みまではコアプラス、デイリーステップを利用して、基礎をしっかり身に着ける。
土曜特訓で演習も行っていくが、まずは通常授業(火・木)を優先して、穴のない知識を身に着けること。
●社会
通常授業で歴史をもう一度、テーマ別で一からやり直し、それが終わったら公民に入る。
公民は0からの授業で知らない言葉が沢山出てきて大変だが、しっかりついてきてほしい。
土曜特訓では通常授業と時間差で、地理、歴史、公民の演習をやっていく。
家での復習は単なる丸付けに終始しないこと。
間違ったことろは、ちゃんと戻ってアトラス、資料集などをつかって、間違った知識+さらなる知識アップを目指した勉強をすること。
全体の話を総括すると、「6年生の前半の間に基礎力を確実に身に着けることを徹底してください。」ということでしょうか。
当たり前と言えば、当たり前ですね。
抜けがあった状態で過去問などの実戦演習に突入しても、戦えませんもんね。
歩も、まだまだ基礎があやふやなところもあるので、再度、土台作りをしっかりしていきたいとおもいました。
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6年生の方は、いよいよ本番が近づいてきましたね。
体調に気を付けて、全力を出し切って下さい。
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最近、息子と必ず敬語で話すゴッコをやっている。これが意外と楽しくて勉強になる。
— 桂馬@偏差値34からの中学受験 (@hensachi34) 2020年1月8日