サピックスでは授業の後に質問教室というものがあります。
わからなかったところを先生に聞きにいくことができます。
歩は週に1回くらい質問教室に行っています。
教科は算数が8割くらいで残りが理科です。
たぶん国語と社会はいったことはなかったと思います。
先日、下の問題がわからなかったので質問に行きました。
流水算の問題です。
桂馬「昨日、わからなかったところ、質問教室で聞いてきた?」
歩「聞いてきたよ!」
桂馬「わかったの?」
歩「わかったよ。」
桂馬「どういうふうにすればよかったの?パパにも教えてよ。」
歩「え~とね。これがこうで・・・・。あれ・・・!?」
桂馬「・・・。」
歩「これがこうだったから、え~~と・・・。」
桂馬「・・・。」
歩「・・・。」
桂馬「・・・。」
歩「忘れた・・・。」
子どもに限らず、こういうことってよくありますよね(笑)
しっかり聞いて理解したつもりなんだけど、時間が経つと忘れてしまうこと。
厳密に言うと、そういうのって、そもそも理解していなかったんでしょうね・・・。
その場では、先生の言うことを聞いて、理解したような気がしていただけということなんでしょうね。
しょうがないので、次の授業でもう一度、質問教室に行くハメに・・・(笑)
ちなみにサピックスの質問教室は自分の教えてもらっている先生ではなく、並んでいる子の順番でランダムに決められ、誰になるかわかりません。
「もし、同じ先生に当たったらどうしよう~。やべ~な。ちゃんと聞いてたのか!!って怒られるかな~」と当日はかなりドキドキしていたようです(角子談)
歩「ただいま~~」
桂馬「質問教室行った?」
歩「助かった!!違う先生だった(笑)」
桂馬「よかったね!で、今度は本当に理解わかったの?」
歩「今度は大丈夫!!」
桂馬「じゃあ、パパに教えてよ。」
さすがに今度はきちんと理解していたようです。
でも、少し心配でしたので、翌日にその問題をもう一度、一から解かせてみました。
無事、解くことができましたが、疑い深い私は、まだ信用していないので、1ヵ月後くらいにもう一度解かせてみようと思ってます。(笑)
受験勉強でよく言われる「わかる」と「できる」の違いについて改めて認識させてくれる事件でした。
「わかる」から「できる」のレベルに引き上げないことには、結局、本番で使い物になりませんからね。
6年生になると入試レベルの問題を解くようになり、さらに質問教室を利用する機会が増えると思います。
質問教室の時間が無駄にならないように、フォローしてあげる必要がありそうですね。
まだまだ、油断できない日々が続きそうです。
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