歩と桂馬の2021中学受験とその後

2021年終了組。5年の春、偏差値34からサピックスに入り受験勉強スタート。息子「歩(あゆむ)」と父「桂馬(けいま)」の中学受験ドキュメンタリー。夢の志望校には届かなかったものの、当初の志望校には合格しました。中学生活や終了組の視点から中学受験について書いております。

バトルがなくなった

中学受験の親子名物
バトル!!

「早く宿題をやりなさい!」
「いつまでゲームしてるの!?」
「何でこんな簡単な計算ミスするの!?」

中学受験を目指す家庭で今まで一度もバトルをしたことのない家庭はないかと思います。
例にもれず、我が家でもバトってました(苦笑)

しかし、夏休みがあけたくらいから、ほとんどバトらなくなりました。

急に歩が聞き分けよくなった!?
そんな訳ないでしょう(笑)
今日も学校の宿題さえしないでハロウィンパーティーに出かけましたから!!
5時までに戻るとの約束だったけど、当然のごとく遅刻・・・。
何も変わってません!(笑)

じゃあ、何で急にバトルがなくなったの?

本棚の肥やしになっていたこの本を久しぶりに読み返しました。

ご存じの方も多いかと思いますが、D.カーネギーの世界的ベストセラーです。
円滑な人間関係を作り出すための原則が実例を交えてわかりやすく説かれている名著です。
私が新入社員の頃、尊敬する上司から勧められて読みました。
まだ、若かりしころの何も知らなかった私にとって(今も知らないことばかりだけど!)目からうろこで、人間関係に悩んだとき、幾度となく読み返しました。

歩とバトルをした後、何とも言えない後味の悪さを感じているときに、ふとこの本のことを思い出し、久しぶりに手に取りました。
読んだことのない方に、かなり端折って説明すると、「人に命令したり、怒鳴ったりしても、思い通りに動いてくれないよ。その人が気持ちよく動けるように誘導してあげることが重要ですよ。」というような内容です。

この本の書いてあることは最もなのですが、ただし、実行するには、かなりの忍耐力を要します(笑)
「声を荒げて怒鳴っでも、結局は前に進まないどころか、返って後退することのほうが多い」ということを肝に銘じて、最近はじっと耐えるように努力しています。
とはいえ、相手は子供なので、私が怒らないとわかると、すぐに調子に乗ります(笑)
そのときは、多少、語気を強めてたしなめることはしますが、決して大きな声で怒鳴ることはしないように心がけております。

バトらなくなったからといって、目に見える成果が表れているわけではありませんが、少なくとも以前のようにお互いに嫌な気持ちにはならないようになったような気がします。


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