中学受験の書籍や雑誌、ブログなどを読んでいると、よく出てくる言葉
地頭(じあたま)
今日はこの地頭について、私の大好きな将棋を絡めてお話したいと思います。
「A君は地頭がいいから、勉強時間が少なくても成績がいい。」
「うちの息子は地頭が悪いから、開成なんていけないよ。」
こんな感じで使われるのでしょうか。
地頭というと、生まれ持った頭の回転のよさ、勉強やトレーニングでは得ることができない能力といった意味で使われていると思います。
では、地頭がよくない人は勉強しても無駄なのでしょうか?
藤井聡太
羽生善治
加藤一二三
将棋を知らない人でも知っている有名棋士たちですが、彼らを紹介するときによく使われる「天才」というワードがあります。
中学受験界で言われる「地頭」と同じく、生まれ持った才能、努力や勉強によっては身につけることができない先天的な能力という意味で使われます。
昔から将棋界ではこの「生まれ持った才能」を重んじる傾向にあり、タイトルを何期も取るトップ棋士になるには、この才能が必要だと言われています。
このことに真っ向から異を唱える棋士がいることをご存じでしょうか?
永瀬拓矢二冠
私の大好きな棋士の一人です。
彼は著書の中やインタビューでたびたび
「将棋に才能は必要ない。必要なのは努力です。」
と明言しております。
将棋を知らない方は
「永瀬拓矢って誰よ?」
「そいつって強いの?」
「口だけじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、
現在、将棋界にある8つあるタイトルの内2つを保持しており、160人ほどいる現役プロ棋士のトップ3に入る棋士の一人です。
現在の実力で言えば、間違いなく藤井聡太七段より上です。
彼は著書のコラムの中で「絶対にプロ棋士になれる勉強法」というものを紹介しております。
一説には東大に入るより難しいと言われるプロ棋士に必ずなれる方法なんてあるのでしょうか?
どんなことだと思います?とっておきのすごい勉強法があるのでしょうか?
気になるその答えとは
「毎日10時間、将棋の勉強をしろ」
は?なにそれ?ですよね(笑)
結局、根性論かよwと思われる方もいるかもしれません。
私なりの解釈としては、「成し遂げたい夢があるのであれば、ごちゃごちゃ言ってないで、やれることは何でもやれ、その中で可能性が生まれてくる。」と、とらえております。
また「地頭や才能と言うのは、やらない人の言い訳だ。」とも解釈しております。
地頭や才能があるかどうかなんて誰がわかるのでしょうか?
地頭がなかったら、あきらめるの?
そんなことを考えている暇があれば、前に進むのみ!
一生懸命、努力したのであれば、結果なんて関係ない!
仮に全落ちしたって、人生はまだまだ長い。
その努力は必ず次の人生につながる!
最後は精神論的になってしまいましたが、これが私の中学受験の地頭に関する結論です。
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